【感想/お金】『教科書にないお金の増やし方・守り方~行動経済学で解決する50のムダづかい』あなたは自分の頭で考えてお金を使っていますか?

気がつかないうちに損をしてしまうことのないようにするのが狙いです。

(引用 『教科書にないお金の増やし方・守り方~行動経済学で解決する50のムダづかい』1頁「はじめに」)

と、『教科書にないお金の増やし方・守り方~行動経済学で解決する50のムダづかい』の冒頭で語るのは、経済コラムニストの大江英樹氏。

僕は日頃から損をしています。

買っても、買わなくてもいい服を買ってしまったり、入っても入らなくてもいい保険に入ったり、使わなくても良かったはずの交通費を使ってしまったりと、日頃からいたるところで損をしています。もう笑うに笑えないです。

こうやって考えると誰もが日頃から損をしているはずです。皆さんにはないでしょうか?

僕も含めて、日常的にそういった小さな損をしている人には、ぜひこの本を通して無駄な出費を防ぐことをオススメしたいです!

本の内容について

では、まず本の内容について、

40万人以上の受講者を後悔しない人生に導いた専門家が教える

大事なお金の使い方を間違えないための超基本!

「通帳残高が増えない本当の理由」
「思い込みでつくられる購買意欲」
「聞いてはいけない営業トーク」
「やってはいけない保険選び」
「買ってはいけない金融商品」
などを知り、楽しくお金を使う力を身につける!
一度読んだら、元の金銭感覚には戻れない実践的な方法

(引用 Amazon『教科書にないお金の増やし方・守り方~行動経済学で解決する50のムダづかい』)

冒頭で「損をしないようにするのが狙い」と書きましたが、「損をする」と聞くと、株式投資で失敗したり、ギャンブルでお金を使いすぎてしまったり、ホストクラブで多額のお金を使い込んでしまったりなどを想像するかもしれません。

ですが、この本でいう「損」は、そういった損とは少々違います。どう違うのか?の具体的な例については、実際に読んでいただければと思いますが、僕たちは日常的に損をしているんですよね。それは自分で損に向かっているのではなくて、行動論として仕方がなくそう仕向けられているという感じなんです。

なので、そういった行動論を知っておくことで、無駄にお金を使わないようにしようねってのがこの本の狙いなわけです。

感想と振り返り

人間って思った以上に、損しているんだなってことを改めて感じさせられました。

それは、意図的な無駄遣いという意味ではなくて、心理的に買わされているという意味での損。心理的に買わされているというのは、つまり、それを買うことが至極当然、もしくは買わなくてはいけないと思わされているということです。

たとえば、その一つにディドロ効果が挙げられます。

ディドロ効果とは何か新しい魅力的なものを手に入れるとまわりのものが貧相に見えてしまい、その新しいものに合わせて次々と買い替えていく、といった行動のこと

(引用 『教科書にないお金の増やし方・守り方~行動経済学で解決する50のムダづかい』93頁)

これって引っ越しをするときなどによく起こる現象だと思います。新しい場所に引っ越すにあたって何か一つ(特に目立つもの)買い替えたとすると、その他の使いまわしているものは古いので貧相に見えてしまうわけです。極端なことをいえば、まだ使えるにも関わらず、「(新しいものと比較すると)貧相に見える」という理由で、それさえも買い替えてしまい、無駄に出費してしまうってことなんです。

こういった心理が買い物で働いているということを知っているのと知っていないのとでは、買い物をするときの判断が違ってくると思います。

つまり、「あ、今心理的に買わされてるな!」って感じれば、今一度買うべきか買わないべきかを判断できると思うんですよね。

もちろん、その購入物が本当に必要で、本当に貧相で、部屋に似つかわしいとか好みと違う(以前の物は誰かに選んでもらったから)というのであれば、買ってもいいと思うんです。でも、新しいものとの比較によって、「貧相に見えるから買い換える」だとただの無駄遣いですよね。

こういった購買心理について知って感じるのは、何かにお金を使うときに必要なのことは、そのモノやサービスにお金を払う価値はあるのかないのか?そして、価値があるのであれば、金額を見ずにどの程度出してもいいと思えるのか?をしっかりと考えることなんですよね。

貯金ができない人や、無駄遣いが多い人って、結局「これ便利そう」「これあったら生活が楽になりそう」「今日くらいご褒美で使っちゃおう!」みたいな安易な思考でお金を使っているケースが多いように感じます。これって結局、購買心理をくすぐられているわけで、上手く買わされているんです。

そして、個人的に一番響いた言葉の一つが、

常に自分の頭で考えて決断してくださいということです。

(中略)

“お金に働かせる”前に“自分で働きなさい”ということ

(引用 『教科書にないお金の増やし方・守り方~行動経済学で解決する50のムダづかい』173頁)

結局、お金の使い方にしても、働き方にしても、生き方にしても、どんなことにも通ずるのは「自分の頭で考えること」。そして、何かにすがる前に自分の力でお金を稼ぐということ何だと思います。簡単に言えば、誰かにすがって自分の頭で考えない人っていうのは、無駄にお金を使わされるし、自分が本当にほしいものを買えないってことだということです。

あとがき

『教科書にないお金の増やし方・守り方~行動経済学で解決する50のムダづかい』の感想を書いてきました。

改めて、世の中にはお金を使うのではなくて、使わされている人が多いんだろうな−と感じさせられました。逆に、自分の判断軸の元お金を使っている人は、お金の周りも良ければ、自分のほしいものもちゃんと持っていて、お金に関しての満足度が高いんだろうなーと思います。

僕はというと…、まだまだお金を使わされている側なんだろうなーと思います。もちろん、徐々にお金を使えるようになってきた感じがしますが、まだまだな感じです。精進あるのみです。

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