【感想】稲盛和夫『生き方 人間として一番大切なこと』平凡な人間の非凡への挑戦

どうも、なかむら(@ynakamura1201)です。

京セラの創設者であり、名誉会長。そして、KDDIの創設者でもあり、最高顧問でもあるのが、稲盛和夫氏。そんな稲盛氏の『生き方』を読みました。

稲盛和夫さんといえば、日本ではパナソニックの松下幸之助やHONDAの本田宗一郎など同様に経営者として知らない人はいないくらいの超有名人。そんな稲森さんは『生き方』の中では、一切驕らず、自身を天才や非凡ともいわず、愚直に素直に生きることを説いています。

今回ご紹介する『生き方』は、稲盛和夫さんの生き方をただ紹介するだけでなく、人生に迷ったとき、人生に苦しんでいるとき、人生がうまくいっているときに背中を押してくれる一冊であることは間違いありません。平凡だからこそ生まれた愚直な生き方は、まさに非凡への挑戦状とも言えるでしょう。

それでは簡単に感想を書いてみようと思います。

『生き方』の内容について

刊行10年目にして100万部を突破した、不朽のロング・ミリオンセラー!二つの世界的大企業・京セラとKDDIを創業し、JALを再生に導いた「経営のカリスマ」が、その成功の礎となった「人生哲学」をあますところなく語りつくした一冊。夢をどう描き、どう実現していくか?人間としてもっとも大切なこととは何か?――サッカー日本代表の長友佑都選手、野球日本代表監督の小久保祐紀氏などトップアスリートも座右の書としてその名を挙げる、「究極の人生論」。

人間として正しい生き方を志し、ひたすら貫きつづける。それが、いま私たちにもっとも求められている-。混迷の時代に打ち込む、「生き方」という一本の杭。京セラとKDDIを創業した著者が語りつくす、人生哲学の集大成。

(引用 amazon『生き方―人間として一番大切なこと』)

感想

素直な気持ちで読めた一冊でした。

僕は稲盛和夫という人間についてそれほど知りません。京セラやKDDIを設立し、JALの再建をしたという大きな話題としては知っていますが、具体的にどんな人なのか?何をした人なのか?は知りませんでした。

もちろん、この『生き方』を読んだところで、稲盛氏が何を成し遂げた人なのかはわかりません。ただ、この本からは稲盛和夫という人間が、いかに偉大な人間であるか、いかに誠実で、聡明で、優れた人間であるかがわかります。

ただ、稲盛和夫という人間は最初から偉大でもなければ、優れた人間でもなかったんだろうなーということも伺えます。たとえば、冒頭ではこんな話が出てきます。

わが身の恥をさらすようですが、就職難の時代に大学を出た私は、縁故がないために、いくら入社試験を受けても不合格が続き、いっこうに就職が決まらない。それならいっそ、「インテリやくざ」にでもなってやろうか、弱い者がわりを食う不合理な世の中なら、義理人情に厚い極道の世界に生きるほうがずっとましかもしれないーすねた心で、なかば本気でそんなふうに考えたこともありました。

(引用 『生き方―人間として一番大切なこと』26頁)

あの京セラの創設者が、就職難で就職できないって、まじかよ!って思いますよね(笑)そのあと入社する会社も経営に苦しむ会社だったみたいですが、そこから稲盛和夫伝説ははじまるんですよね。

経営難な会社で、腐らずに這い上がれたからこそ今の稲盛和夫という人間が生まれたんだろうと思います。

どんな人にでも困難なことはあります。ですが、そこで腐るのか、腐らないのか。そして、その現実を打開すべく愚直に、素直に努力できるのか?どうか?これが人生を変える要因なんだろうと思います。

この本から何を得るのか?というのは人によって違うと思います。立場や年齢、性別、状況などが違えば、捉え方も、得られるものも違います。でも、きっと読む価値がある本だと僕は思います。

僕はこの本から、努力することの必要性を改めて感じました。もちろん、ただ努力するだけではなく、結果が出るまで愚直に努力し続けることが大切なんだということを。

さいごに

稲盛和夫さんの『生き方』の紹介と感想を書いてきました。

この本は、自分の世代だけではなく、次の世代にも読ませたい一冊ですね。社会は目まぐるしく進歩して、技術に人間が追いつかなくなってきているように感じます。でも、人間の生き方ってそんなに変わりません。むしろ、根本的な部分は大昔から変わってないんじゃないかって思います。

『生き方』はそんなことも教えてくれる一冊ですね。ただ、読むだけにとどまらず、この本を読んでいるときから、そして読み終えてから、行動してこそ読書には意味があります。

ぜひ、この本を通して人生の新たな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?