【感想/読書論】『読書のチカラ』には、読書をする理由、本の選び方、読み方など読書についてのいろはが詰まっていた。

斉藤孝さんの「読書のチカラ」を読みました。

これまでいろいろなジャンルの本を読んできたんですが、初めて読書論というジャンルの本に出会いました。

この本を通して、読書をすることの必要性や大切さ、本との出会いの大切さ、また、本の選び方や読み方など幅広く読書、本に対しての考え方を得た気がします。

本の内容と込められた想いについて

まずプロローグで、読書の衰退から日本人の精神面での弱さや心の浅さについて問題提起されています。

その問題を受けて、

なぜ読書をする必要があるのか?(必要論)
どんな本を読めばいいのか?(選択論)
読書を推進することで日本をどうしたいのか?(目的論)
読書から得られるものとは?(行動論)
どのように本を読めばいいのか?(方法論)

という風に、論を展開していきます。

この著書の軸としては、読書を単なるエンターテイメントとして捉えるのではなくて、学問として、人の心を成長させるための道具として活かすべきだとしています。

そのため、ベストセラーを読むことや話題の著書を読むことを推進するのではなく、器を大きくしてくれるような、精神を研ぎすませてくれるような、鼓舞してくれるような、思考の分岐点となり、興味の領域を広げてくれるような作品と出会い、自己を高めていくべきだと言うことが書かれています。

この本を通して、読書の必要性もそうですが、器の大きい人間や含蓄のある人間を日本にもっと増やしたい、そして世界で戦えるような国にしたいという斉藤孝さんの想いを感じました。

感想

全体を通して、「お前の読書なんてクソくらいだ!」と言われているような気がしていました。というのも、僕が読んでいる本は、それほど難しくもないですし、正直取っ付きやすく、読みやすい内容のもので、いわゆるベストセラーのような本が多かったんです。

文学にしても、ビジネス書にしても歴史書にしても、良書と呼ばれるものは読んだことがなかったですし、また、どこかで「読めないかも…」という気持ちから遠ざけていた感じもありました。

もちろんそれでも読書しない人よりはいいだろうと思っていたんですが、この本を通してもっと良書というか、心を鍛えてくれ、精神を養ってくれて、一人の人間としての底上げをしないとなと思いました。

また、ただ本を買って、目を通して、「面白かった」「良かった」「ためになった」という薄っぺらい感想を持つだけじゃなくて、そこから何を得たのか?自分の人生にどう活かせるのか?自分には何が足りないのか?などしっかり本を通して考えないとなとも思いました。

そして、全体を通して、斉藤孝さんからの熱い想いを受け取れた感じがします。斉藤孝さんがどれほど本を愛して、どれほど本から知識や経験を得て、どれほど本に感謝しているのか?ということを感じ取れました。読書家であり、莫大な数の本を読み、本からの影響を肌で感じてきた人だからこその本でした。

こんな人に読んで欲しい

読んで欲しい人は、この2種類の人です。

読書を習慣にしていない人
読書を通して自分を変えたい人

それぞれ理由を書きたいと思います。

読書を習慣にしていない人

まずは、読書を習慣していていない人ですね。

この人たちには、読書をしないことによるリスクから、読書の重要性、本の選び方、読み方、習慣にするためには何が必要なのかなど、読書に関するいろはを学んで欲しいです。

僕は、読書をしていない人を無能とか、ダメ人間とか思っていません。ですが、優秀な人は得てして読書をしています。それも継続的にしていますし、その年数も、読んだ冊数も膨大だと思います。

「読書ごときで…」と思うかもしれないですが、読書ごときでそれだけ差はつきます。逆に言えば、読書さえすれば、それも読書から何かを得ることができれば、結果は自ずとついてくるんじゃないでしょうか?

読書を習慣にする前にも、ぜひこの本を手に取って、読書のいろはを学んで欲しいです!

関連記事:【簡単】読書を習慣化するために必要な6つのこと

読書を通して自分を変えたい人

読書は習慣にしているけど、もっと読書を通して自分を変えたい、何かを学べる読書をしたいという方にもぜひ読んで欲しいです。

読書ってただやればいいってものではなくて、それだけならエンターテイメントなんですよね。読書を通して、何かを得るなら読み方や本を変えないといけないんです。これは僕が実感したことですね。

この本では、どんな本を読んで何を得ればいいのか?何を考えればいいのか?それはどんな本なのか?などまで幅広く書かれています。

比較的読みやすい本ですし、さくっと読んで、これからは自分を変える読書にしましょう!

あとがき

改めて斉藤孝さんの「読書のチカラ」は、読書をする上で必要なことをすべて凝縮していたすばらしい本でした。

これからの僕の読書との付き合い方がなんとなく変わりそうですし、読書への取り組み方とか、本の選び方、読み方すべてを変えてくれそうです。いい意味で。

僕も斉藤孝さんと同じく、多くの人が読書を通して成長できたらなんて思いますね。

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