【感想】サミュエル・スマイルズ『自助論』自己実現に必要なことを知るための一冊

天は自ら助くる者を助く

(引用 『自助論』6頁)

どうも、なかむら(@ynakamura1201)です。

こんな一説からはじまるのは、イギリスの著述家サミュエル・スマイルズの『自助論』

正直、この一説がこの本の要約になっているように感じますし、この短い言葉に自己実現のためのすべてが含まれているように感じます。

今回はこの『自助論』について感想を書いてみようと思います。

『自助論』の内容について

まずは、自助論の内容について

 

「もっと大きな自分」、そして「もっと大きな世界へ」!
刊行以来150年、「世界の成功者」を生み続けてきた奇跡のバイブル!

◆自助の精神……“自分の手”で「幸運の扉」を開く喜び!
◆忍耐……必ず報われる「努力のしかた」
◆チャンスを生かす……その「つかみ方」、実現法
◆仕事……いまの仕事を「天職」に高める!
◆時間を生かす……「時間活用の天才たち」から学ぶこと!
◆お金の知恵……「物心ともに満たされる」生きかた
◆信頼こそ財産……「人を動かす人」の人望力!

人生の転機を生かす、努力が苦でなくなる法、頭脳と心・体の効率のよい鍛え方――「こんな素晴らしい生き方ができたら!」を実現する本。

(引用 Amazon『自助論: 「こんな素晴らしい生き方ができたら!」を実現する本 (単行本)』)

という感じです。

感想

感想というよりも、この本を通して僕はこんなことを問われているのではないか?と思いました。

  • 「お前は努力をしているのか?」
  • 「お前は、今の現状を誰かに責任転嫁していないか?」
  • 「お前は恥ずかしくない生き方ができているか?」

なので、この本をただ

  • こんな生き方を私もしてみたい!
  • こんな生き方、考え方ができれば、人生楽しいのかもしれない!
  • 私だってそれなりに努力しているのに…(なんで上手くいかないの…)

みたいに憧れのように読み、また自分だって頑張っているのにと悲観的に読んでしまうといささかもったいないように感じます。

僕はむしろ前述の問いから、

  • 今自分に足りていないことは何か?
  • どんな目標、目的がありどんな努力ができるのか?
  • 今やろうとしていることに信念はあるのか?
  • あるならどんな信念なのか?

なんてことを考え、行動することが大事なんじゃないかと思います。

この『自助論』で紹介される人たちは、どの人たちも名声を得て、歴史に名を刻んだ人たちばかりです。もちろん、それに憧れることは誰にだってできます。ただ、彼らにただ憧れるだけでは、彼らには近づけないですし、彼らと同じような人生を歩むことは到底不可能。

そこで考えなければいけないのが、「彼らはいかにして名声を得て、歴史に名を刻んだのか?」を考え、自分の生き方に落とし込めるかだと思うんです。僕のような人間からすれば、エジソンやニュートン、ミケランジェロなどのような名声を得た人は、生まれながらにして才能を持っていたと思ってしまいます。

ですが、実際には彼らもそれなりの才能からスタートし、そこからたゆまぬ努力を続けた結果が、今世に残る彼らの成果であり、彼らの名なんですよね。そう考えると、「お前は彼らに勝てるくらい努力しているのか?」と問われると、正直萎縮してしまいます。だって、そんなに努力していないですから…。

これは僕に限ったことではないと思います。誰しも「成功した人は才能があったからだ」「運が良かったからだ」と考えてしまいがちです。でも、それは自分が努力していないこと、努力できないことを認めたくないからなんだろうと思います。

僕はこの『自助論』を通して、成功したいのであれば、素晴らしい人生を送るのであれば、もっと努力しなければならないと改めて感じました。

あとがき

サミュエル・スマイルズ『自助論』の感想を書いてきました。

正直、ド肝を抜かれるほどの内容ではないですが、心を震わせるような内容ではありました。こういった長く読み続けられている本を読んでみると、どの本にも共通して「努力しろ、誠実に生きろ、成功を諦めるな」的なことが書かれていることがわかります。

巷にはびこるビジネス書は、表面的な解決策は書いてあっても、根本的な解決にはつながらない内容ばかりです。

そう考えると、こういった昔から読み継がれる本を一冊しっかり読む意味は、大きいのではないかと思います。どの本にもきっ「努力しろ、誠実に生きろ、成功を諦めるな」的なことが書かれています。それをみて「またか…」と思うのではなくて、「自分は努力できているのか?誠実に生きているのか?夢を諦めていないのか?」と自問自答し、生き方を改めることが大事なんじゃないかと思います。