【感想/育児】妊娠/出産したらまず読もう!『子どもと親のためのワクチン読本 知っておきたい予防接種』

初めて親になる

これほど人に楽しみや喜びを与える経験はないのではないかと思っている一方で、これほど人に重圧や不安を与える経験もないのではないかとも思っています。

その不安の中でも、子どもへのワクチンについて悩んむ親御さんは多いと思います。ワクチンは数が増える一方で、どのワクチンが本当に大切で、どのワクチンは打たなくていいのかわからなくなっている現状。医師自身も上からの情報を流している人もいれば、しっかりと自分で判断している医師もいます。

そんな子どもを持ったからこその悩みの一つであるワクチンについて丁寧に書かれた本が、母里啓子(もりひろこ)さんの著書『子どもと親のためのワクチン読本 知っておきたい予防接種』です。

僕はまだ結婚もしていないですし、もちろん子どももいませんが、子どもを授かる前にこの本に出会えて良かったと思います。今まさに妊娠中の方、これから妊娠を希望する方、小さいお子さんをお持ちの方にはぜひとも読んで欲しい一冊です。

本の内容を簡単にまとめると…?

簡単に本の内容をまとめてみます。

目次

1章 ワクチンって何ですか?
2章 はじめてちゃんとわかる予防接種
3章 どうする?予防接種で困るこんなこと

(引用 『子どもと親のためのワクチン読本 知っておきたい予防接種』)

目次はこんな感じですが、もう少しだけ詳しく書きます。

1章では、そもそもワクチンって何?と題して、ワクチンが増えた理由やワクチンは打つべきなのかどうか?、不活性ワクチンと生ワクチンの違いや安全性の違いなどワクチンそれ自体について身近な疑問に答える感じで書かれています。

特に近年増えている、ワクチンによる副作用や重症化などワクチンのプラスの側面ではなく、マイナスの側面についてもしっかりと子どもを持つ親御さんの立場になって書かれています。

2章では、子どもが打つべき?とされるワクチンについて一つ一つ詳しく解説されています。

ワクチンについて、どの病気の予防になっているのか?どのタイミングで打つべきなのか?タイミングがズレたら打つべきなのか?打たなくていいワクチンはあるのか?逆に打つべきワクチンはどれか?ということについてしっかりと書かれています。

近年、増え過ぎたワクチンにより混乱する親御さんは多いです。そんな中でしっかりと打つべき、打たないべきワクチンが選別されているのが嬉しいところ。

3章では、予防接種を受けるにあたって親御さんが困るであろうことについてQ&Aのような形で書かれています。

はじめて受ける予防接種で、知らないことだらけの状態だからこそ不安に思うことがたくさんありますよね。予防接種を受けさせないと虐待、育児放棄と疑われる…とか、高圧的にワクチンを受けろとと迫ってくる医師にはどう接すればいいのか?などわからないこと尽くめです。

そんなはじめてだからこその悩みについて医師の立場として明快に答えられています。

読んでみた感想

読み終わったときに感じたのは、安堵感と恐怖感でした。

安堵感については、自分が子どもを持つ前にこういったワクチンの裏表を知れてよかったということです。ワクチンといっても必ずしも予防できるわけではないですし、むしろ人工的にウイルスを体内に入れているので怖い側面もあるわけです。

よくお医者さんは、「重症化を避けるために…」とか「万が一のために…」「みんやってるから…」みたいな謳い文句で予防接種を薦めてきますが、正直ワクチンを打つべき本当の理由って教えてくれないんですよね。本当に打つべきなのか打たないべきなのかを知れたのはよかったと安堵の気持ちです。

無知が悪いわけではないですが、無知であるが故に自分の子どもを傷付けるのってなんだか嫌ですよね。それも医者だからと安易に信頼、信用してしまったが故の過ちだと後悔してもしきれません。なので、事前にこういった情報を知れたことは良かったです。

もちろん、これらの情報が正しいかどうかは僕にはわかりませんが、目の前で繰り広げられていることがもしかしたら間違っているかもしれない、怪しいかもしれないと疑いの目を持つことができるなら、それで良いんじゃないかと思います。

もう一つ恐怖感については、こういった情報や知識って知らないとヤバかったなという未来への恐怖ですね。お医者さんという名称だけで、その人の言っていることを鵜呑みにしてしまう怖さというか、知らないことで生じることの重大さへの怖さを感じました。

子どもは自分が嫌なことでも、親が言えば従ってしまうことが多いです。そして、その親はお医者さんの言っていることには従ってしまうことが多いです。つまり、もし何か問題があったときに、困るのは親ではなくて子ども自身なんですよね。子どもが辛い思いをするだけ。その子どもをみて親も苦しくなりますが、それはまた別の話。

親は子どもに苦しい思いをさせたくないと思うものです。であれば、まずは子どもにさせることについてはしっかりと知識や情報を得る。そして、信頼の置けるお医者さんに相談することが大切なんじゃないかと考えさせられました。

こんな人に読んで欲しい

最初にも書いたんですが、こんな人に読んでもらえればと思います。

  • 現在妊娠中の人(もちろん旦那さんも)
  • これから妊娠を望む人(もちろん旦那さんも)
  • 小さいお子さんを持つ親御さん
  • 幼稚園や保育園など子どもと関わる仕事をしている人
  • 医療従事者(特に小児科関係)

という感じです。

子どもへのワクチンはただ打てばいいわけではないですし、打たなかったらダメなわけではありません。そのための知識を子どもを持つ、持つ予定の親だけではなく、子どもに関わる機会が多い人にもぜひとも読んでいただければと思います。

あとがき

『子どもと親のためのワクチン読本 知っておきたい予防接種』の感想を書いてきました。

年々増えるワクチンの種類と「ワクチンを打たなかったら、こうなる」という煽り。たしかに不安に思う親御さんは多いと思います。ですが、その不安を取り除けるのは知識と情報だけだと思っています。できれば、信頼できるお医者さんですね。

子どもを危険な目に遭わせないためにも、ぜひ大人がしっかりと知識を身につけ、情報を判断できるようになるように心がけましょう!